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野生の風(村山由佳・1995年)普段は質素に、たまには豪華に。

野生の風(村山由佳・1995年)

修子
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ときめきの染織家・多岐川飛鳥、野生動物のいのちを撮り続ける藤代一馬。
ベルリンの壁崩壊の夜の宿命の出会いから、サバンナの大地にくるまれた官能のひとときへ、そして、慟哭の終局へ。
感動の、超恋愛小説。
(「BOOK」データベースより)
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染織家と写真家の恋物語
この作家さんの本を読むのは初めてなのだけど、アートな世界に身を置くふたりの話だからか、はたまた、もともとこういう書き方をする作家さんなのか。。。
描写から色や香りが伝わってくる。

話の大枠はあまりにも無理がありすぎる。

でも、大人の駆け引きと子供の純粋さ。
いろんな想いが入り混じる恋愛模様。
それは、とてもせつなくやるせない。。。

結局、惹きつけられ一気に読んだ。

ストーリーとは別に、私の心の琴線に触れる言葉が結構あった。
・僕は僕の幸せを考えてるだけだ

・桜の花びらを煮出して染めても染まらなかったのに、
花が咲く前の枝を煮出すと桜色に染まる。

・人間の3つのタイプ

でも一番は・・・
あの大草原の中に身を置いたら・・・絶対に、人が変わる。
サバンナの描写を読んでるうちに、行けば私も変われる気がした。。。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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