町へ出よ、キスをしよう (鷺沢萠・1993年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
初めて読む作家さん。
最近「桜ハウス」で注目の方だそうだ。
「かそけき」とは、かすかである、淡いという意味だそうだ。
古文でしか使われない表現らしい。
ちゃんとした意味がわからなくても読んでいるうちにニアンスはわかるあたりが、この作家さんの文章力なのかな。
それにしても昔の日本語って素敵な表現が多いんだなぁ。。。
30代の未婚女性が主人公の短編集。
全体的に読みやすい本でした。
「羽田発18時」で夜の9時までに家に帰りたいと思う主人公。
以下引用
「心を平静に保つこと、苦しみを翌日にまで持ちこさないこと、
そのためには嫌な出来事は、できるだけその日のうちに処理してしまう。
処理するためには、ひとりきりの夜の時間が長いほうがよかった。」
…この気持ちわかるなぁ。。。
なんで修子さんの読む本はいつも面白そうなんだろ・・・
この本もさっそく図書館にリクエストしなくちゃ(o^∀^o)
私が選ぶ本はBOOK OFFで105円のコーナーに
ある本ばかりだったりします(笑)
だから古い本ばかりなんですよ。。。
ホントは図書館行きたいんですけどね。
豊橋の図書館はまだ行ったこと無くって。
今度図書館も行ってみま~す♪
図書館ってリクエストできていいですよね!