あの頃ぼくらはアホでした(東野圭吾・1995年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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「朱実になりたかったのかな、真佐子って」
――美人で人気者の朱実が殺され、
不美人で嫌われ者の真佐子が疑惑の対象に。
二人は短大時代からの親友だが、
周囲の人間の証言を重ね合わせると、
二人の印象は二転三転、恐るべき素顔が浮かび上がる!
羨望、嫉妬、憎しみ……心奥に隠された女の本性を、
著者ならではの感性で暴く、
あまりにも残酷で甘美な恋愛ホラー。
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職場の友人から借りた本。
この作者の本は初めて読む。
聞くところによると、何カ国かに家族ごと養ってる愛人がいるとか。。。
なかなかすごい人らしい。
さて、本はと言うと、
前半は「あ、わかる!わかる!」的な感じで読めたのだけど、
後半は複雑でわかりにくい。
わかりにくいって言うか、謎!
どれもこれも「薬」でおかしな感じの主人公。
どこまでが現実でどこまでが幻なのか。。。
「恋愛ホラー」という表現が言い当ててる本。
人間というか女の心の底って困難なのかもなぁ。。。って思う本でした。