野依八幡社 樹齢300年以上のシダレザクラ
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
ベラドンナという花材が来ました。
初めてかも~!?と調べてみたら、結構すごい植物で。。。
まず、ベラドンナBella Donna(イタリヤ語で「美しい淑女」の意)という名前は、ルネッサンス期にベネチアなどで女性がこの植物を目を大きく美しく見せるための点眼薬として使ったところから言われているんだとか。
ちなみに「アトロピン」と呼ばれる成分が含まれていて、瞳孔を拡大する散瞳作用があるんだとか。
昔の人ってどうやってこういうことを発見したんですかね~。。。
さらに別説では、ベラドンナは古くから「悪魔の草」と呼ばれていたんだとかo(@.@)o
強い毒性が恐れられ、悪魔や魔女はことのほかこの毒草を好み、ワルプルギスの夜(魔女たちがブロッケン山に集まって魔王と宴を張る五月祭りの前夜)を除いて、一年中忙しく、この植物の手入れに励んでいると言い伝えられているんだそうですよ~。。。
うひょ~。。。きれいな花なのにびっくりだ。
さらに驚くことに、「アトロピン」は、オウム真理教事件で使われた「サリン」の解毒薬としても有名なんだそうです。。。
全部に毒を含んでいるそうで、葉を触ってかぶれる人もいるみたい。
知らずに散々触った私。。。
これでも元アトピーだけど大丈夫かしらね。。。
意外と知らぬが仏だったかも。。。(笑)
まだまだ知らない植物がたくさんあるわぁ。。。
本日の花材
ガマ
ガーベラ
ベラドンナ
ハラン